ゴルフ5型乗りが ボルボ XC60に乗ってみた
今回は、
前回のエントリー
にてフォルクスワーゲンのSUV、ティグアンを試乗させていただいた流れを汲み、
その使い勝手を体感させていただくべく、
スゥェーデン発 ボルボのSUV XC60を試乗させて頂く事に致しました。
↑ (左)XC60 T5(2ℓ直列4気筒 直噴ターボ)
今回訪れたボルボ カー水戸店様
ボルボ・カー水戸 茨城県水戸市の正規ボルボ・ディーラー [加藤石油株式会社]
は、
「VOLVO RETAIL EXPERIENCE(VRE)」となり、
めでたくグランドオープンを迎え、
オープニングフェア特別キャンペーンが開催されておりました。
↑ ショールームの奥(ボルボV40 クロスカントリー 価格339-449万円 の奥です)は、ゆったりと商談できるオシャレ度満点のラウンジを完備。
↑ ボルボ V70
価格 559-599万円
価格 494-519万
おまたせ致しました。
今回の主役の登場です!
↑ボルボXC60 カタログ
ボルボ XC60
D4 SE レザーパッケージ
価格 599万円
カラー:トワイライトブロンズ メタリック
- 2007年1月のデトロイトショーで公開されたコンセプトカー“XC60コンセプト”をルーツとし、2008年3月のジュネーブショーで量産仕様が発表されたボルボ初のコンパクト・プレミアム・クロスオーバーである。
- 外観デザインはC70を手がけたチーフデザイナーのフェディ・タルスマによるものである。
- 欧州では同年秋に発売され、2009年末までに世界中で61,667台を販売し、ボルボの2009年度ベストセラーモデルとなる。生産はベルギー・ヘント工場。
- 日本においては2009年6月27日に受注を開始し、8月29日に発売を開始し、同年年末までに約500台を販売。 2010年2月「R-DESIGN」のコンセプトを導入した6番目のモデルとして各部に専用部品を装備した「T6 R-DESIGN」を追加。
<スペック>
ボディーサイズ 全長×全幅×全高 4645×1890×1715mm
ホイールベース 2775mm
車重 1,810kg
駆動方式 FF
エンジン 2ℓ直4DOHC 16バルブ ディーゼルターボ
トランスミッション 8段AT
最高出力 190ps(140kW)/4250rpm
最大トルク 40.8kgm(400Nm)/1750-2500rpm
燃費 18.6km/ℓ(JC08モード)
オプション 電動パノラマガラスルーフ
↑ 初めて見たとき、ホンダCR-Vに似ているな―と思いました?
↑ やっぱり、ボルボらしい美しいラインが魅力を倍増させてます!
↑リヤゲートは、高級モデルならではの電動開閉式。
↑ タイヤサイズ 235/60R/18
肝心の走りですが、最大トルク 40.8kgm、加えて大きな馬力の為に相当荒々しい感じ?と思いきや、出だしも取り回しも滑らか。ディーゼルエンジンとはいえ、ガソリン車よりも騒々しいという感じもありませんでした。
またこのクリーンディーゼルにより、
購入時の「重量税、取得税が100%減税」で、お求めやすくなっているとのことでした。
視点の高さ、身体にフィットするレザーシートなど、相当高い作り込みがなされおります。これこそ一生ものの車なのでは?と思わされます。
<インテリア>
↑ どんなに長時間乗っても、トルクフルなディーゼル エンジンと、このレザーシートで疲れを知らないロングドライブができるはず。
↑ 足元のクリアランスも十分。運転席と同等の座り心地でした。
↑ フレームのないすっきりとしたデザインのミラー。高い視点からの見晴らしも最高です。
↑ ドライバーを包み込む安心感があります。
ボルボS60/V60/XC60のすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報/インポート 33)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2013/09/14
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
〈総評〉
評価 ★★★★★(満点!)
ボルボ XC60のカタログに、
「3点式のシートベルト」は、
その昔ボルボが開発し、安全技術は独占するものではなく共有するものというポリシーにより、その特許を放棄したと記されておりました。
「高い安全技術が施された車=ボルボ」
あと4、5年以内に普及が見込まれる
自動運転は、海外勢ですと「メルセデスベンツ」「ボルボ」がリードしているイメージです。
安全にかける思いが強いメーカーは、
やはり世界中から信頼を集めます。
ボルボXC60とは、
「見て美しい。乗って楽しい。もちろん安全性にも優れている」
ドライバーが求め続けるそんなクルマを
ボルボにはこれからもどんどん生み出して欲しいと思います。
以上でXC60の試乗記は終わりです…が、
クルマ好きのかたなら、
「ボルボのあのクルマ」も気になっている所ではないでしょうか?
「ボルボの XC 」 といえば、
そうです。2016年1月に発売となりました、
XC90 T6 AWD R-Design
879万円
全長×全幅×全高 4950×1960×1775mm
ホイールベース 2985mm
車両重量 2080kg
駆動方式 AWD
エンジン 2.0ℓ直列4気筒DOHC 直噴ターボ+スーパーチャージャー
最高出力 235kW(320ps)/5700rpm
最大トルク 400Nm(40.8kg-m)/2200-5400rpm
トランスミッション 8速AT
JC08モード燃費 11.7km/ℓ
タイヤサイズ275/35R22
↑ 私は一生手にすることはありませんが、なんだか「一瞬」で夢をみせてくれましたw
↑ リニューアルしたばかり。きれいな店内のボルボカー水戸店様 お近くの方はぜひ足を運んでみては??
↑ オープニングご来場ギフトのカワイイ 「オリジナルガーゼてぬぐい」
以上今回は
ボルボXC60の試乗記を
お伝え致しました。
<さらにおまけ>
祝「動画再生回数が10,000回を達成!」
過去エントリーで紹介致しましたこちらのエントリー。
おかげさまで当ブログでも
「こちらの記事」をたくさんの方に見ていただいております。
そして こちらの試乗記をまとめたこの動画が、なんと ↓
再生回数 10,000回 を達成致しました。
「1,000回」を達成した時も相当嬉しかったですが、
10,000万回もなかなか感慨深いです。
もちろん、10,000万回を達成したのは、
というクルマが、皆様の関心の高いすばらしい車であり、多くの方に愛されているからこその数字だと思います。
これからもフォルクスワーゲンさんには、パサートヴァリアントのような
「末長くお付き合いできる 愛されるクルマ」を生み出してほしいですねー!
ゴルフ5型乗りが フォルクスワーゲン ティグアンに乗ってみた
「フォルクスワーゲン特集記事」「試乗キャンペーン」のご紹介
こんにちは、さとるです。
本日のエントリーは、
フォルクスワーゲン・オーナー様はもちろん、
「車選びの真っ最中!」 新しい車の購入をご検討されている方へおすすめの
情報を3つ、お届け致します。
まずは、本日4/27発売の雑誌をご紹介。
月間雑誌「カーセンサー EDGE」6月号
「カーセンサーEDGE」といえば、輸入中古車の情報を集めた月間雑誌ですが、
こちら6月号の「別冊」特集記事が、
今、買わないなんてもったいない
「フォルクスワーゲンの真実」
中身はぜひご自身でチェックして頂きたいと思いますが、
「テリー伊藤氏の寄稿」は、何かグッとくるものがありましたし、
「自動車評論家たちによるおすすめ車種」などなど…。
個人的に、
「フォルクスワーゲン ゴルフ5型に巡り合えてよかったー」
と思えた記事も多数あり、読みごたえバツグンです。
フォルクスワーゲンオーナーを失望させた
2015年9月「排気ガス 不正事件」から約7カ月。
先日のエントリー
でも紹介させていただきましたが、
フォルクスワーゲンは信頼回復にむけて、「クルマの魅力」を再認識してもらうための数々のキャンペーンを実施している所だと思います。
今回ご紹介した雑誌は、
読み物としても普通に楽しめる内容だと思いますが、
「あらためてフォルクスワーゲンの魅力を見直してみよう!」
というメッセージが強く打ち出されております。
クルマ好きの方も、そうでない方も
この機会にぜひご覧頂いてはいかがでしょうか?
「カーセンサーEDGE 4/27 フォルクスワーゲンの真実 スペシャル版(電子書籍)」はこちら↓
カーセンサーEDGE 4/27 フォルクスワーゲンの真実 スペシャル版 - 電子書籍の漫画(マンガ)・コミックはeBookJapan
フェイスブッ
ク https://www.facebook.com/carsensoredge
つづきまして、
私さとるもお世話になりっぱなし。
「輸入車 試乗キャンペーン」を2件、ご案内。
まずはこちら
PEUGEOT 1DAY OWNER 特別キャンペーン
先日のエントリー
ゴルフ5型乗りが プジョー208 に乗ってみた - ドイツの国民車!ゴルフ5に 一目惚れ
「Bセグメントモデル」プジョー208を試乗させて頂きましたが、
今回は、フォルクスワーゲン ゴルフと同じCセグメント スポーツハッチバック
プジョー308をはじめ、208・2008の
3車種が対象のようです。
実施期間は、
2016年6月30日(木)まで
となっております。
PEUGEOT 308
つづきまして
VOLVO 一泊二日 モニターキャンペーン
ボルボといえば安全装備が充実、ということで、
街中で見る事も多いですよね。
こちらのキャンペーンで選べる車種は、
V40・V60・V70・XC60・XC70など、なんと計8車種!
XC70
出典 http://www.volvocars.com/jp
実施期間は、
2016年 3月8日(火)から5月31日(火)まで。
毎週抽選で80名ということで、
応募した方が全員試乗できる試乗キャンペーンではありませんが、
当選した場合は、じっくりボルボ車の数々の安全性能を体感できる非常に魅力的な企画だと思います。
(ただし応募できるのは一回限りとなっております。)
車は「選んでいる時」が一番楽しかったりします。
やはり同じ輸入車といえど、
それぞれ持ち味、個性が違いますよね。
「末永く乗るその一台」を決めるのは、楽しい作業ではありますが、同時に相当頭を悩ますことかと思います。
私の一押し「フォルクスワーゲン」を選ぶか?
ディーラーが企画する上記の試乗キャンペーンも活用して、ぜひ納得のいくクルマ選びができるといいですね。
以上本日は、
カーライフ おすすめ情報をお届け致しました。
ゴルフ5型乗りが レクサス IS200tに乗ってみた
【スペック】
- レクサス初 FR車(後輪駆動)
- 直列4気筒 2.0ℓ直噴ターボエンジン (8AR-FTS)
- 「ツインスクロールターボチャージャーと吸排気のバルブ開閉タイミングを最適に制御するDual VVT-iWを組み合わせ、最適な燃焼効率を実現するD-4STを採用」
- 「アクセル操作に対する瞬時のレスポンスや、滑らかに素早く伸びていく加速フィーリングをもたらす」
- 8速AT
- 最高出力180kW(245PS)/5800rpm、
- 最大トルク350N・m(35.7kgm)/1650-4400rpm
- 燃費 13.2km/L(JC08モード)
- 車重 1,620〜1,650㎏
2ℓターボエンジンは、軽く踏み込んだだけで力強く加速し、8速AT仕様という事で、乗り心地、静粛性とも申し分ありませんでした。
おもてなし、アフターケアなど、
フォルクスワーゲンのミドルセダン BORA ボーラ
- 「1998年、ヴェント(2代目ジェッタの後継車)の後継車種として登場」
- 「4代目ゴルフとプラットフォームを共有」
↑ゴルフ ヴェント(ゴルフセダン の3代目となる)
フォルクスワーゲン オフィシャルミーティングのご紹介
セバスチャン・オジェ(Sébastien Ogier
フランス出身のラリードライバー。2013~2015年の世界ラリー選手権 (WRC) ドライバーズチャンピオン。2013年より本格参戦のフォルクスワーゲンに加入し、フォルクスワーゲンポロR WRCの開発を担うことになった。同年12月にはレースオブ チャンピオンに初出場し、個人総合優勝を獲得。(Wikipediaより)
- 入場無料
- 会場:東京都江東区⻘海特設会場
イベント概要
ゴルフ5型乗りが 「自動車のしくみ ~ ラジエター」 まとめてみた
今朝さとる号ゴルフ5を始動させると
いきなりこんな表示が!
日本語に訳します。
「キャー、車止めて!」「冷却水をチェックよ!!」(勝手に女性の設定w)
初めての種類の「警告」に正直ビックリしました。
そして恐る恐るエンジンルーム開けてみますと…
↑ ちょっと見にくいですが、冷却水の規定残量、とっくにすぎてました…。
購入してから約5ヶ月。購入した当初は満タンでしたけど、
こんなに早く冷却水補充のタイミングってくるものなのでしょうか?これも輸入車ならではなのかは定かではありませんが、とにかく処置を検討してみます。
1、ゴルフ5型 ラジエターについて
まずは、「ゴルフ5型と冷却装置」についてまとめてみます。
(以下
フォルクスワーゲンゴルフ4/5/6 (SAN-EI MOOK Owner's Book Series 3) (SAN-EI MOOK Owner’s Book Series 3) より抜粋)
・ フォルクスワーゲン ゴルフ5型は、生産ラインで
「交換不要タイプ」
「不凍防腐剤G12++」(成分 不凍液 エチレングリコール50~100%、防錆剤エチルヘキサン酸1~5%)
「水と不凍防腐剤の割合は、60対40(この比率でマイナス25℃まで凍結を防止)」
の冷却水が注入されたようですね。
・ 「冷却水は、定期的に残量の確認をするのが望ましい」
その方法ですが、
- エンジンが冷えている状態で、イグニッションはOFF。
- タンク横にあるMAXとMINの間に残量が確認できるか?
これで不足しているのであれば、継ぎ足しが必要である。
・ 「ドライバーに無用な心配をあたえないため、ゴルフの水温計が示す数値は、実際よりも低めに表示している」
↑ 水温計は実際は100℃をこえているが、実際は90℃付近を示す。
・ 「ラジエターホースなどは、ゴムホースを使用しているので、定期的なチェックが必要」
・ 「ウォーターポンプ(冷却液を循環させる部品、下記項目でも解説)も走行距離に応じて、ポンプ内部の翼車が劣化する」
・ 「冷却水が異常に減ってしまう場合は、どこかに水漏れがある証拠」
・ 「水漏れがないのに冷却水が減ってしまう場合は、エンジンがオーバーヒートし、冷却水が沸騰することで水位が下がっている」と考えられる。
ということで、
ディーラに処置、対応を依頼するかどうか…(私個人の見解ですが)
フォルクスワーゲンが推奨しているクーラントがあるわけなので、ディーラーや専門店へ依頼するのがベターですね。
ただし不凍液・防腐剤の成分・割合などについてネットで調べてみますと、
「カー用品で販売している補充用クーラント」でも十分使えそうです。自分で出来そうなことはやってしまおう派な私としては、補充だけでしたら自分で市販品購入してやってみても問題ないとは思います。
※ ただしご自分で補充・交換などをされる方は、自己責任でお願い致します。
2、「自動車の冷却装置」を調べてみよう!
今回の警告を機に、私さとる
冷却装置について調べてみました。
その仕組みをひも解いてみようと思います。
参考にしたのは、こちらの本です。
<エンジンを構成する装置>
エンジンの働きによりクルマが走る、のは周知の事実ですが、
そもそも「エンジン」とは、
「空気とガソリンを混ぜた『混合気』を燃焼させ、
その熱エネルギーを、運動エネルギーに変換する仕組み」です。
そのエンジン本体は、
動力を発生する際に動く「主運動系」(ピストン・クランクシャフト)と、
バルブをうごかして吸排気を制御する「動弁系」に分けられます。
しかしこれだけでは、私たちが乗っている自動車を動かすことはできないのです。
そこで出てくるのが
<エンジンをサポートする「6つの補機類」>
- 「始動・充電装置」:エンジンを始動させる
- 「燃料装置」:エンジンに燃料を供給(燃料タンク・インジェクターなど)
- 「点火装置」:充電装置の電力を利用して混合気に着火する(点火プラグ・イグニッションコイルなど)
- 「吸排気装置」:空気の供給・燃焼ガスの排出(インテークマニホールド)
- 「潤滑装置」:エンジンオイルを循環させる
- 「冷却装置」: エンジンで発生した熱を逃がす(ラジエター・ウォーターポンプ)
これらが、エンジンの働きを補完しているということになります。
<冷却装置とは?>
それでは今回の「主役」、冷却装置(水冷式)の仕組みを追ってみますが、
そもそも何を冷やすのか?
(※注 「水冷式」に対するのが、フォルクスワーゲン ビートルなど、エンジンに直接外気をあてる「空冷式」)
「エンジン作動中、燃焼室内で混合気が燃焼すると
2000℃以上の高温の燃焼ガスになる」
↓
「シリンダーヘッドやピストン等の部品が熱をもつ」
↓
「異常燃焼(ノッキング)、温度上昇による部品の変形など防ぐのが冷却装置の役割」
<冷却装置その1 「ウォーターポンプ」>
まずエンジン内には、
「ウォータージャケット」という「冷却液の通り道」が張り巡らされており、
↓
「ウォーターポンプ」は、生み出すその圧力により「冷却液」をエンジンのウォータージャケットへ強制的に循環させる。
ウォータジャケットを通過する際に熱を吸収する(=エンジン内の熱を吸収)
↓
熱くなった冷却液が「ラジエター」へ移動、放熱。
ラジエターは、ほとんどが自動車の前面に配置されており、
走行中は、ここに風を受ける事で、冷却液を冷やします。
↑ ゴルフ5型 放熱性能のよいコルゲートフィン型ラジエター(写真:フロントグリル下)
「じゃあ、走行中じゃない時はどうしている?」
そのときは、ラジエターのすぐ脇に「冷却ファン」がセットされ、
放熱をサポートしているわけですね。
さらに「ラジエター」を掘り下げます。
・ その上部と下部にタンク(上:アッパータンク、下:ロアータンク)があり、
それをつなぐのが波状の形でおなじみ「ラジエターコア」。
ここに高温になった冷却水が流れ込み冷却、又エンジンへと送られるしくみ。
・ ラジエターで大切なのが、
その上部にある「ラジエターキャップ」
こちらは、冷却路を密封しラジエター内の圧力を調整(約50~90kPの圧力を加える)。
「完全に密封することで、水温が100℃になっても冷却水の沸騰をふせぎ(圧力で気泡が抑えられる)、その結果冷却液温度が高くなることで、外気との温度差がおおきくなりラジエターの冷却効率が高まる」
参考
<冷却装置その2 リザーバータンク>
「リザーバータンク」は、ラジエター内部の圧力に応じて冷却液を一時的に保存したり、ラジエターに戻す。
さきほども書きましたが、
「外気との冷却液の温度差がおおきくなるほどラジエターの冷却効率が高まる」 (科学のチカラ【加圧式冷却】を利用しているんですね…)
ただし圧力が高まり過ぎるとラジエターが破損する恐れがあるので
↓
ラジエターキャップの「加圧弁」が開き余分な圧力を大気に逃がしながら、
冷却液をリザーバータンクに送る。
↓
圧力が一定以下になるとラジエターキャップの「負圧弁」が開き冷却液を舞い戻し、
ラジエター内の圧力を大気圧付近にする。
フォルクスワーゲンゴルフには、「ラジエターキャップ」がない??
エンジンルームを見て初めて知りました。輸入車には多いらしいのです。
ゴルフ5は「ラジエターキャップ」がない代わりに、
「青いキャップ」がその役割を果たします。
↑ 冷却水が熱い時の補充作業は、注意が必要です!
〈オーバーヒートとは〉
「エンジンが過熱しすぎると「オーバーヒート」を起こし、車が動かなくなる」
オーバーヒートを防ぐために、上述の冷却装置たちが懸命に働いている訳です。
楽しいドライブ中のオーバーヒートによる自走不可、いやですよね。
でも以下3つ
1、水温計のチェック(高すぎないか?)
2、冷却液のチェック(規定内の量か?)
3、エンジンオイルのチェック(規定内の量か?)
に気をつけておけば、O.K ということになります。備えあれば憂いなしで、私も十分頭に入れておこうと思います!
まとめ
「冷却装置は、あらゆる運転状況下で、エンジンやエンジン各部を常に適切な温度に保っている」
いかがでしたか?
「冷却装置」は、エンジンで発生した熱の処理と密接に関係し、
エンジンオイルの循環にも大きく関与し、
まさにエンジンの効率的な働きに欠かせない装置であることが確認できました。
私さとる。これまで乗り継いだ国産車たちが、
ほぼノートラブル・ノーメンテナンスで所有できていたので、これまで
こんなふうに自動車の装置について掘り下げることなどもちろんありませんでした。
ゴルフ5に乗り始めてから、小さいトラブルにみまわれることは増えましたがw、新たな発見・新しい知識など確実に増やすこともできており、まだまだ
この車とのカーライフを楽しむことができる!と大変わくわくしております。
皆様もマイカーのメンテナンス、楽しんでみてはいかがでしょうか?
公式サイト フォルクスワーゲン点検ガイド↓
以上今回は、
「自動車のしくみ ~ ラジエター」 についての記事でした。
〈番外編〉
勝手に宣伝!
中古車ショップにて
ゴルフ5 ヴァリアント(平成20年式)
走行わずか約50,000キロの
特選車、発見しました。
興味がある方はお早めにー。
フォルクスワーゲンの輪がもっと広がりますように〜!
(2016年4月6日現在)