N-BOX(JF-3)カスタム ホーン取付やってみた
こんにちは、さとるです。
今回は 4代目レガシィ ツーリングワゴン(BP-5)の純正ホーン、通称レクサスホーンを、
購入したばかりの N-BOXカスタム(JF-3)に取付した模様をお届け致します。
(2021.08追記)
N-BOXホーン交換における作業における注意点
[レーダーセンサーへの影響について]
N-BOXには、パンパー部分に、運転支援機能用の【レーダーセンサー】が取り付けられております。パンパーを外す時や、
取付作業中にこのセンサー部分には絶対に触れないよう、ご注意下さい。
私は幸い問題ありませんでしたが、誤って触るなどしてこのセンサーの向きを変えてしまうと、
運転支援の機能に影響が出る事があるようです(追従走行などの精度を狂わせるなど)。
ディーラー様にお願いすればエーミングという角度調整の修正作業も依頼できるようですが、作業の工賃が高くついてしまう事が予想されます。
以上、くれぐれも作業中に[レーダーセンサー]へ触れる事がないように慎重に作業して頂きますようお願い致します
(ご自身での作業に不安がある場合は、是非専門店にご相談ください)。
↑ スバルレガシィの渦巻きホーン
車いじり初心者の私さとるですが、
接続が簡単な専用キットなども販売されており、
これは自分にもできそう!
そう感じました。
取付に伴う費用ですが、
・渦巻ホーン2個
0円(お下がりなので今回は)
・MITUBA
ホンダ車専用ホーンハーネスセット
約2,700円
・取付金具類など
約 1,200円
と、一万円で
たっぷりおつりがくる金額です。
工具類を買い足す場合はさらに
2, 3,000円くらい。
ホーンを新品購入でも3,000円〜程度なので、
お財布に優しく、満足度も高い作業
ではないでしょうか?
純正ホーンのビビって音をパワーアップしたいなーと考えている方は、是非チャレンジしてみてくださいね。
では早速参りましょうー。
1、 N-BOXのパンパーを外す
車種によってはパンパーまで外さずにホーン交換できるようですが、N-BOXは外す必要があります。
新車のパンパーを外す!?のはなかなか勇気がいる事ですよね。
しかし、ネットで外し方を検索したところ、これなら自分にもできそう!と確信。
特別な工具も必要なし。
プラス&マイナスのドライバーさえあれば、
比較的簡単に外すことができます!
詳しい外し方はここでは割愛致しますが、
また私のブログでもご説明したいなあと思います。
↓ お時間ありましたら、
今回のパンパー取外しの模様を動画にまとめおりますので、
ご参照下さいませ。
N-BOX ホーン交換 やってみた 「パンパーはずし」編(前編)
2、純正ホーン取外し
パンパーを外しますと
助手席側の部分に「純正ホーン」が取り付けられております。
こちらは12mmのボルト1本で止まっております。
・ホーンに接続されたカプラーを外し、
『ホーンハーネスセット』の「青のカプラー」をそのまま繋ぎ直す。
・同じく「青のアース線」をすぐ上部のボルトに共締め
↑この位置にアースを取り付けます。
3、リレーの取付
続きましてリレーの取付です。
私さとる
どうしてリレーを取り付ける
必要が???
これを分かっておりませんでした。
分かった事を簡単にまとめますと、
純正ホーン(1個)の配線に社外ホーン(2個)増設→使用電力が2倍になる→配線への負担増&電力供給が不足(する恐れ)
そこで「リレー配線」を施すことにより、
①スイッチ部(クラクションボタン)と可動部(電力供給&ホーン鳴らし)
が独立。
②取付した2つのホーンを鳴らすときの
安全性と
パフォーマンスが確保される。
という感じですね。
これは余談ですが、
今回のセットに付いているリレーは、
電磁石に電気が流れて
ホーンのスイッチが作動するタイプなのでその時に
作動時に「カチッ」って音が確認できました。
ちょっとメカニカルでテンションが上がりますw。
↓ オムロンさん「リレーの基礎知識」をご覧頂くと、今回の仕組みの理解が深まります。
リレーの基礎知識 1-1 基礎編 | オムロン電子部品情報サイト - Japan
使用する部材をご紹介
車体とリレーを繋ぐ金具です。
・車体側は「長手」、リレー側は「短手」、
リレー正面がクルマの進行方向に向くようにセット
・ボルトナットは6φ×15mm を使用
配線保護チューブ(7φ×2m)
「ホーンハーネスセット」のコード類は、
コードの約半分くらいは黒の保護チューブで覆われていました。が、残り約3メートル位はむき出し状態です。
もしこのむき出しが気になる方はこちらを買い足した方が良いでしょう。
4、低音400Hzホーンの取付
(運転席側ヘッドライト下)
↑ ホーンの吹き口は、下向き厳守!
(進行方向に向けてつけると水が内部に吹き込んでしまいます)
ライト下のボディ部に
「ボルト取付ができる穴」がありますので、
下記のステーを使用し取付します。
使用するボルトナットは、
M8×20を2組
なお「ホーン」と「ステー」の固定は、
もともとついていた板ナットを使っています。
取付用ステー
八幡ねじ 補助金具 黒 NO.41-100B
25×100 M10
2枚
手順ですが、
ホーンの向きが下になるようにステーをあらかじめ取り付ける
↓
車体に設置
↓
配線の接続
という流れがいいかと思います。
取付ポイント① 「ステーは厚みのあるものを」
ホーンに電気が流れて鳴り響く時はそれ自体が振動するので、
厚みの薄いステーを使用すると取付後、
ホーン自体が揺れ動き、ボルトが緩んだり
鳴り方に不具合が出るおそれもあります。
ですので、
厚みは2〜3ミリのものがオススメです。
(なお、こちらの塗装処理がされたステーですと、
電流が上手く流れないかもしれません。その場合は、接触部分をヤスリなどで削り塗装部分を除去するなどして調整してみてください)。
取付ポイント②「ステーを浮かせる」
設置箇所の関係で今回は、
車体とステーの間にスペーサーを入れる必要があります(そのまま取付をして、ホーンの振動が車体に直に伝わってしまうのを防ぐ)。
↑注)ホーンの向きは、この後下に向けてます。
MITUBAさんから純正部品のスペーサーも販売しておりますが、余ったワッシャーなどを、
3枚ほど使いこのスペースを設ける方法でもいけると思います。
取付ポイント③ホーン端子周りの防水加工
ホーンの取付ができたらあとは黄色のコードを挿すだけなのですが、ひとつ気になるところがありました。
というのは、今回「ホーンを流用」している都合により、
端子部分にスキ間ができてしまうのです。
↑これを解消するために
完全に自己流ですが、
ビニールテープによる防水処理前に
「機密性を高めるためのスポンジ」を
小さくカットし、隙間に埋め込みました。
5、高音(500Hz)ホーンの取付(助手席側ヘッドライト下)
こちらは「4、」と作業的には同様です。
取付がスムーズにいくかな?と思いきや
誠に不本意ですが写真のように
ホーンを前後、逆に取り付ける事にしました…。
「車体側とステーを固定するボルト」に
アクセスできるソケットレンチを持っていればこんな後味の悪い(笑)取付にはなりませんのでご安心ください。
機会があれば直します!!!
やはりDIYは工具選びが大事だな!そう強く感じましたね。
↑こちらも最後スポンジ&ビニールテープで処理しました。
6、いよいよバッテリーに繋いで完成
お待たせ致しました。
ここまでくればあとは
リレーの電源をバッテリーから取るだけです。
補足)
一応確認のために書いておきますがリレーの仕組み上、
「今回施したこの配線、クラクションのボタンを押さない限り電気は流れません。(クラクションのボタンを押して始めて電流が流れ作動する)」
バンパーも戻して終了です。
もし上手くならならなかった場合は、
1、ホーンの接続端子を再度つなぎ直す
2、アースの正しい位置が確保されているか?
(テスターをあてて電流の流れを調べるなど)
を試すのがいいようです。
3、(あんまりないようですが)ホーン自体の故障を疑う。
もし私さとるのN-BOX、
新しいホーンの音を聞いてみたい!と思われた方は、是非下の動画の方へ
お越しくださいませ。
まとめ
純正ホーンの音も、
N-BOXらしくてとても似合ってますが、
今回取り付けた 『レクサスホーン(fromレガシィ)』も、
聴き惚れてしまいますね。
しかしむやみやたらに鳴らすのはマナー違反です。必要に応じて堂々と鳴らしましょう!
以上今回は、ホーン取付についてお届け致しました。
↓ 取付の模様を動画にまとめました
N-BOXホーン交換やってみた(後編)「社外ホーン取付」編 - YouTube