後付オートクルーズ 取付編
こんにちは。
さとるです。
先日のブログ
クルーズコントロールを後付しよう! - 独「ゴルフ5」からの 日本「レガシィ」 一目惚れDiaryにて、
PIVOT スロットルコントローラー(スロコン)3-drive・ACを
購入した事をお伝え致しました。
後付クルコンをご自分で取り付けた方のブログが、調べたところ想像以上に多かったので、私もその情報をもとに取付をスムーズに完了する事ができました。
というわけで、今回のエントリーでは
今後取付される方の参考に、
取付の流れを簡単にまとめてみようと思います。
(取付に伴うトラブル等は、自己責任にてお願い致します。)
その前に
「スロットルコントローラー
(スロコン)とは何か」
下記のブログが参考になりましたので、
引用させていただきます。↓
軽自動車にスロコンを装着してみて 「PIVOT 3-drive・AC」 – カーログ
「ガソリンエンジンは、取り込んだ空気に必要なガソリンを噴射して混ぜた
「混合気」を、圧縮して、爆発した力を動力に変えてクルマを動かします。
この取り込む空気量を調整するものが「スロットル」で、調整弁のことを
「スロットルバルブ」と言います。」
「ドライブ・バイ・ワイヤ:DBW
アクセルにあるセンサーが、
踏み込み量を電気信号に変換してECU(エンジンコントロールユニット)に送り、
信号を受けたECUがモーターでスロットルバルブを開閉します」
「スロットルコントローラーは、この信号を変化させてECUに信号を送り、スロットルバルブの動きを調整する電子パーツです。」
非常に分かりやすいご説明ですね!
こちらを踏まえ、
スロットコントローラーは、
メーカーが設定したアクセルレスポンスを、より自分好みに調整。設定によって、「レスポンスをよくするか⇆燃費を重視するか」、そのコントロールが可能という事になります。
pivotさんスロットコントローラーには、スロコンの機能に加え、
オートクルーズ機能
「スロットコントローラーにより、スロットバルブの開閉を電子制御し、設定した速度を保つ」
が搭載されているというところが、素晴らしいですね。
これさえあれば、「ドライバーの疲労、運転につきまとうストレスが減り、旅先、移動先での快適な時間がすごせる!」のではないでしょうか?
それではいよいよ、取付の模様をお届け致します。
pivot 3-drive・ACを取付
(所要時間 約2時間)
↑さとる号レガシィツーリングワゴン
↑取付前
↑後付クルコンpivot 3-drive・AC
本体、アクセル配線用ハーネス、ブレーキ配線用ハーネス
作業の前に、ショートによる故障防止に、バッテリーを外します。
1、運転席右サイドの「プラスチックのカバー」を外す。
↑工具は使わず、3ヶ所のツメを意識しながらそっと浮かせる、という感じですね。
2、ハンドル下部のパネルを外す
本体と車をつなぐ配線処理の為に、
全て外すと元に戻すのも面倒になるので、写真のような状態で作業しました。
アースも、こちらのボルト部分から取ることができました。
3、アクセル、ブレーキ上部のカバーを外す
「運転席の足元の上部パネル」を外します。パネルを固定している「4個の留め具」を外します。このパネルを外すと、アクセル、ブレーキの配線がお目見えするわけです。
↑マイナスドライバーでゆっくりこじ開けると、留め具を壊さずに外す事ができました。
写真を撮り忘れましたが、
ネジで固定されているアクセル、ブレーキ付近の「プラスチックのカバー」も外した方が作業が楽になります。
4、オプションコネクターへの接続
配線用カプラー取付&車速配線の取り出し
↑スバル車用車速配線カプラーを用意します。
↑こちらがあると面倒な配線処理がないため、私のような素人でもスピーディーに車速の配線を取り出す事ができます。
↑「オプションコネクター」に、
「スバル車用車速配線カプラー」を取り付け。
後ほど、こちらから「車速」「リバース信号」を取り出します。
5、アクセルの配線に「アクセル専用ハーネス」をかませる
こちらの後付クルコンをつければ、
約30キロから140キロまでの間で、スピードをコントロールできるのです。ワクワクするなー、という思いの裏で
「アクセル、ブレーキの配線に後付のコネクターを割り込ませる」なんて、素人の私さとるには中々の勇気がいる作業です。
しかし、取付を成功させている諸先輩方の情報を頼りに作業はスムーズに進みます。
なお、pivot社の後付クルコンは万が一のトラブルの際、異常加速などを防止する安全仕様となっています。
↑(アクセル上部)見にくいですが、ジャバラホース付近にあるのが、アクセルの配線です。黒い「アクセル用コネクター」の横を強く押す事ができれば簡単に外れるのですが、この際、運転席のフロアに仰向けにならないといけないので、作業的にはそこだけちょっと大変でした。
↑「アクセル用コネクタ」を外しその中間に、写真「アクセル用ハーネス」をかませます。
↑かませました。
6、ブレーキの配線に「ブレーキハーネス」をかませる
クルコンの機能として、
ブレーキを踏むと設定している速度は、解除されます。このブレーキの信号を読み取り、本体へその情報へ送ります。こちらも重要な配線と言えます。
↑こちらもハンドルの下部の方にあるので、こちらもフロアに寝そべり仰向けにならないといけません。こちらのコネクターは、簡単に外れました。
7、4種の配線を繋ぐ
下記の4種の配線を完成させます。
4、でとりつけた
「スバル車用車速配線カプラー」から取り出した配線と、
↑本体の
①(オレンジ)車速、
②(ピンク)リバース信号
をつなぎます。
※ 同色の線どうしで繋ぎそうになりますが間違えないようにご注意下さい。線の色を当てにせず、タグを参考に割り当てられている配線を確実に接続します!
↑さらに
車体側と本体側の
③赤)ブレーキ電源
④灰)ブレーキスイッチ信号
を接続します。
バッテリーの接続を戻し、以上で完成です。
まとめ
↑本体はスピードメーターの手前に
↑スイッチは、シフトレバー右にはセット
「取付した感想」
種々の配線、接続よりも、
壊さないようにやらねばと、車のパネル外しの方が緊張感がありました。
それ位、容易にクルコンの後付が実現しました。
取付してから3週間、走行距離約1,000キロ。スロコンはあまり試していませんが、クルコンによりとても快適にドライブが楽しめています。
我が家のセカンドカー(軽自動車)にも取付しようか?なんて事も考えております。長距離ドライブをされる方に、オススメの電装品と言えます。
PIVOT ( ピボット ) スロコン 3-drive・AC THA【オートクルーズ機能付】本体 THA
- 出版社/メーカー: ピボット(PIVOT)
- メディア: Automotive
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
以上、
今回は後付クルコンの取付についてお伝え致しました。