始まりは独ゴルフ5!の「N-BOX乗り日記」

アラフォーオヤジ。初の外車五代目ゴルフ四代目レガシィツーリングワゴン。そしてホンダ N-BOXへ。その奮闘記をココに記します。

フォルクスワーゲン不正事件 独自キュレーション

こんにちは。

寒いのは嫌いですが、12月の季節外れの暖かさは、どうも調子が狂うなと感じるさとるです。


今日は、キュレーションっていうの、やってみますよ。いわゆるまとめですね。

(といいつつキュレーション、よく分からなかったので、調べますw…。)

キュレーターの語源は、博物館や図書館などの管理者や館長を意味する「Curator(キュレーター)」からきている。…インターネット上のあらゆる情報を、キュレーター独自の価値判断で整理するのがキュレーションであり、キュレーションされたものは、プログラムなどで自動的に収集する従来の検索サービスの検索結果と比べて、「不要なものが少ない」「センスが良い」などといった理由から人気が高まっている。」
出典 コトバンク (横田一輝  ICTディレクター / 2011年)より

説明の最後の方が、だいぶハードル高いので、「独自の価値判断で整理」に、重きを置きますw。

それでは、11月25日〜12月11日の17日間の約半月の間に、ネット掲載された
フォルクスワーゲンに関するニュースをまとめてみます。
f:id:nanasato83:20151212085757j:image
独検察、VW従業員を脱税容疑でも捜査 排ガス不正関連
 2015/11/25 10:15(ベルリン/ドイツ)
【11月25日 AFP】ドイツ検察当局は24日、自動車大手フォルクスワーゲンVW)の大規模な排ガス不正問題に関連し、社員らを脱税容疑でも捜査していることを明らかにした。

 同国北部ブラウンシュワイクの検事はAFPに対し、同社のボルフスブルク本社で今週から「VWの従業員5人」に対する捜査を開始したと述べた。

 5人の役職や担当職務については明かさなかったものの、捜査は排ガス検査問題に関係しているという。

 ブラウンシュワイク検察は、二酸化炭素(CO2)排出量の不正容疑についても今月から捜査を行っている。この問題は、最大80万台の車両に影響するとみられる。
出典  (c)AFP

  • 排ガス不正のみならず 「疑わしき事案はすべて徹底的にあぶり出す」」という検察の姿勢のあらわれ。このあたりを見ると、問題の根は相当深いようですね。


CO2排出不正で新車受注鈍化に直面、VW労働者代表が危機感
2015/11/28

CO2排出不正で新車受注鈍化に直面、VW労働者代表が危機感

受注数や売り上げが急減し始めたとの各種報道を否定する。

同氏は、受注減が続けば、雇用リスクが生じる恐れもあると警告。「車を売るから、われわれの雇用が安定している。車がまったく売れなければ、状況はかなり困難になる」と語った。

そのうえで、VWが今後の受注状況に目を凝らす必要があるとの認識も示した。受注数や売り上げが急減し始めたとの各種報道を否定する。

出典 ©  Thomson Reuters 2015. 


VW3割減、アウディも2割減…国内販売低迷

2015年12月04日 18時45分

フォルクスワーゲン(VW)の国内販売の低迷が続いている。

 日本自動車輸入組合が4日発表したVWの11月の新車販売台数は前年同月比31・8%減の約3600台。10月(48・0%減)より減少割合は縮小したが、9月中旬に発覚したディーゼル車の排ガス不正問題がなお響いている。不正が見つかった米国の24・7%減よりも減少率は大きかった。

VW日本法人によると、主力車種の「ゴルフ」や「ポロ」などの販売不振が目立っているという。VWは国内では問題となったディーゼル車を販売していないが、イメージ悪化が影を落としている。日本法人は、自粛していたテレビCMを11月に再開し、新車購入時の無料点検を3年間から5年間に延長するなど販売促進に力を入れる。

輸入車全体でも、VWの不調が響き7・9%減と3か月連続で減少した。VWグループのアウディも23・1%減の約1900台と落ち込んだ。

出典 © The Yomiuri Shimbun


そして…

VW「不正、05年から」…CEOが表明

【ロンドン=五十棲忠史】

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正問題で、VWは10日、「不正の出発点は2005年。米市場でディーゼル車の大規模な販売促進活動を行うと決めた時だ」と発表した。

 不正のきっかけが10年前の組織決定にあったことを会社として認めたことになる。時間と予算が限られる中、米国の厳しい規制をクリアすることが難しく、不正を行うことにつながったという。

 マティアス・ミュラー最高経営責任者(CEO)らが10日に記者会見して発表した。VWは同日、不正への関与が疑われる幹部9人を停職処分としたことも明らかにした。

 不正が見過ごされてきたことについては、「原因は一つではなく、複数の要因が連鎖した」と説明した。一部の従業員による誤った行為のほか、ルール違反を黙認する企業風土があったことを認めた。

出典 読売新聞 12月11日 12時1分配信


11月世界販売、2.2%減=米国が大幅減―VWグループ

 【フランクフルト時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲンVW)は11日、グループ全体の11月の全世界新車販売台数が前年同月比2.2%減の83万3700台になったと発表した。

 排ガス不正問題の震源地である米国での販売が15.3%減、VWブランド単体でも24.7%減と大きく落ち込んだのが響いた。

 グループの米国での10月の販売は5.7%増とプラスを維持していた。11月は、9月の不正発覚後初めて前年を割り込む形となり、信頼失墜の販売面への影響が顕在化してきた。不正問題を受けたディーゼル車の販売停止も影響している。 

出典 時事通信 12月12日 1時33分配信


まとめ

影響がじわりじわりと広がっている模様…。

さとる号ゴルフ5は、2004年式。その1年後にはじまったと考えると複雑ですね。今回の不正問題は今から10年前にさかのぼる、ということですか…。

旭化成のくい打ちデータの不正にしろ、消費者にバレなければ…という考えに至るのは、組織のトップの責任以外の何物でもありません。組織が大きくなると、どうしてもこの辺の感覚が麻痺するのでしょうか?

ど素人考えなので異論反論あると思いますが、大きくなりすぎて管理しきれないのであれば、逆に規模を小さくするしか生き残る道はないのでは?というわけで


私の考える 再建の道
非上場化 MBO(マネージメント・バイ・アウト)

「痛みを伴う経営改革を迅速に推進するためには、多様な株主がガバナンス(統治権)を持つ公開企業よりも、少数の株主と経営者が専権を握る体制が適している面がある。このような考え方に基づき、経営の非公開化を進めるケースがある」

 「MBOとは企業買収の一形態であり、経営陣による株式の買い取りのことである。…MBOにより買収された企業は上場を廃止し、パブリックカンパニー(公開企業)からプライベートカンパニー(非公開企業)へと変わることになる。」

(引用 日経ビジネスオンラインMBO急増は何を意味するのか 市場と株主に背を向ける経営者たち 」2011年03月01日 小屋 知幸)

日本ですと、不正問題発信ではなく戦略的なMBOですが、コンビとかツタヤが実施しました。もちろん、株式の非上場にも膨大な資金がかかる方法のようなので、そう簡単にはいかないでしよう。

兎にも角にも、私さとるが愛するフォルクスワーゲン社が生まれ変わるには、大胆な改革をもって信頼の回復に取り組む姿勢を、消費者にむけて1日でも早く発信する事かと思います。

以上、フォルクスワーゲン不正問題に関する記事でした。