「賢く輸入車に乗ろう」 書籍のご紹介
こんにちは。
中古車とはいえオーナーになった事で、フォルクスワーゲンのディーラーに堂々と入れる事に、喜びもひとしおなさとるです。
今日は、輸入車を購入する時に私が参照した書籍でもあるのですが、
「輸入車とうまく付き合うために」書かれた、
モータージャーナリスト横田晃氏
15年以上前に出された本、フォルクスワーゲンゴルフでいうと、3型が現行の時代の状況に基づいておりますが、書かれてる内容は、現在にも通じる所があると思われます。
まず
1.「輸入車の魅力」について
- 輸入車の個性は、消費者への迎合、妥協(国産車でいうところの「クセのないデザイン」、「消費サイクルにあわせた耐久性」など)をせず、信じるところに従って作られた、ある種の頑固さに依拠している。
- 最高の性能、最高の乗り心地、最高の実用性、最高のスタイル、最高の楽しさ…。
- 国ごとの文化を反映(ラテンの国、イタリアは、クルマは人生を彩り、生活を楽しむための道具という側面が強い。…熱狂しやすい国民性を反映して、きびきびとした操縦性と、元気のいいエンジンが求められるなど)させながら、しかもメーカーごとに、突出したそれらの哲学や信念が主張されているからこそ、輸入車は魅了的なのだ」
それでもどうしても乗りたい方は、ディーラーの認定中古車とか、定評のある中古車ショップから買うのが正しい買い方である、と書かれております。
(私の場合は、初めて行ったお店で衝動買いでしたが⁈)
2. 独フォルクスワーゲン車について
- 「ベンツに負けないボディの剛性感」
- (ゴルフ3について)ボディーのしっかりした作りはかのベンツに勝るとも劣らない。
- (ゴルフ3について)エンジンや足回りの味つけもベンツに近い路線で、特別高性能ではないがタフなエンジンとスポーティーで徹底的に安定志向の足回りは、小さくとも最良の道具として、理想を目指した事を感じさせる。高速走行時の安定感などは、国産同クラス車には絶対真似のできないものだ。
15年前、ゴルフ3型についての筆者の見解ですが、そのポテンシャルは私のゴルフ5型にも受け継がれているのでしょうから、私の場合は買ってよかったなーという気持ちで一杯ですね。
3、「点検、メンテナンスについて」
- 輸入車は、国産車に比べ消耗品が多い為、交換によるメンテナンス費用は当然多くかかる。
- オイル、冷却水などの液体関係はもちろん、ブレーキパッド、ファンベルトなどの消耗品は、2年に一度の車検をアテにせず、常に気を配ってやる事が大切。
- 正規ディーラーでは、専門教育を受けたメカニックが専門の計測器を使用するなどして完璧なメンテナンスを施す為、費用はどうしてもかさむ。電子制御系やエンジン本体、サスペンションなど高度な整備を正規ディーラーに任せ、車検などは街の民間車検場などに持ち込むという方法もある。
いかがでしたか?
他にも、中古車購入時のポイントや、輸入車にまつわる中古車ショップ経営者のお話なども載ってます。ご興味ありましたら是非ご覧下さい(ただし現在、絶版となっております)。
それでは今日はこの辺で。