独「ゴルフ5」からの 日本「レガシィ」 一目惚れDiary

40代オヤジ。初の外車五代目ゴルフ四代目レガシィツーリングワゴンへ。その奮闘記をココに記します。

徳大寺有恒 「大人のためのブランド・カー講座」

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こんにちは。さとるです。
 
さっそくですが、自動車ジャーナリストと言って
私が真っ先に思い浮かぶのは、
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2004年の出版ですが、自動車の辛口評論で知られた徳大寺さんの著作、
「大人のためのブランド・カー講座」輸入車の歴史を覗いてみました。
 
輸入車はもちろん、国産メーカーまで、あらゆるメーカーのおいたち、特徴などなど。
ほんとなんでも知ってるんだなあ、これが。
とにかく、徳大寺さんが徳大寺さんたる所以を突きつけられる本ですね。
 
 
まず、徳大寺さんってどんな方?っていう人のために。
  • 1939年生まれ
  • 約1年前の2014年11月、74歳でその生涯を閉じる。
 
意外な事実としては…
 
 
  • 信条「助手席には女性以外は乗せない」。
 
ちなみに Love  CarsLOVE CARS! — Web Automobile Club - MEMBERSでお馴染み、
自動車評論家の河口まなぶさんも、
茨城の出身ですね。
魅力度ランキングはいつもビリですけれどw茨城県は何か自動車評論家を生みだすのにピッタリな環境なのでしょうか?茨城出身の私さとるもそちらにあやかりたい!
 
さてさて、本の中身に移りますが、
海外17、国内8社の各章で構成されています。
 
解説の冒頭を飾っており、さらにフォルクスワーゲンなどドイツのメーカーとも関連がある「ロールズロイス」「ベントレー」。
そして私が愛する「フォルクスワーゲン」。この3ブランドについて、徳大寺さんによる解説を拝見しましょう。
 

1、ロールズ・ロイス🇬🇧

  • 「ザ・ベストカー・イン・ザ・ワールド」。  ロールズロイスは、尊大とも言えるこのキャッチフレーズを長らく使っている。
  • エンジニア、ロールズ・ロイス(1863〜1933)。駆動部分の静かさにこだわり、1904年自身40歳の時に、初めて自動車を作る(シルヴァーゴースト
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↑シルヴァーゴースト
出典 wikipedia
  • 同じくエンジニア、チャールズ・スチュアート・ロールズ(1877年〜1910年)は、大陸で開かれるレースに出場。1904年にヘンリー・ロイスに出会う。
  • ロールズ・ロイスの「RR」は、2人の名前の頭文字。
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ロールズ・ロイス ファンタム
出典 wikipedia
 
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出典 wikipedia
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マイバッハ62(2005年)
出典 wikipedia
  • 産業革命発祥の地であるイギリスにおいては、「シルヴァー」や「ガラス」など世界の趣向品、「良いもの」が集められそれが消費されてきた。ロールズ・ロイス、ベントレーも、イギリスで誕生し、イギリスで成長してきた。国民たちが認めた「いいものの基準」として、これからも受け継がれるであろう。
 
2、ベントレー🇬🇧

  • ロールズ・ロイスベントレーは、1931年から同じメーカーが作る異なるブランドのクルマとして世界に君臨してきた。
  • 初期ル・マン24時間に5回も優勝。アルナージ(1998)、ミュルサンヌ(2010)などは、ル・マンの公道サーキットに存在する地名。
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↑アルナージ
出典 wikipedia

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↑ミュルサンヌ
出典 wikipedia

  • ロールズ・ロイスに買収される前、常に経営が逼迫していた。1925年、後のベントレー社長ウールフバーナートによる資金援助を受ける。
  • 第二次世界大戦後、1950年美しいボディのRタイプコンチネンタルが誕生。
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↑Rタイプコンチネンタル
出典 wikipedia

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↑コンチネンタルGT
出典 wikipedia

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フォルクスワーゲン フェートン
フロント/リヤ
出典 wikipedia

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アウディA8(初代)
出典 wikipedia

ちょっと脱線しますが、
スピードは自動車技術で最も難しいものであるが、フォルクスワーゲンアウディなどのドイツ勢は、足掛け3世紀、21世紀になっても懲りずに追求し続けているという。
 
フォルクスワーゲンアウディグループが仕掛ける苛烈な馬力スピード競争を下支えした人物は、ポルシェの生みの親ドクターフェルディナンドポルシェの孫、ドクター・フェルディナンド・ピエフ※ である。フォルクスワーゲンの傘下で、ピエフはドイツの超高性能バトルをリードした。

 徳大寺さんは、フォルクスワーゲンフェートンに乗り、すごい技術を持っていると確信したという。しかしそのウィークポイントは、魅力的ではないボディスタイルであるという。その上で、フォルクスワーゲンベントレーには、ブリティッシュの香り、イギリスの伝統、「贅沢のなかに質素」さを求めたい、とまとめている。
 〈注〉 ※ドクター・フェルディナント・ピエフ
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画像 wikipedia
1937年生まれ。1963年ポルシェ社で技術者としてのキャリアをスタート。70年代後半にアウディ社に移り、クワトロシステム、すなわち高性能オンロード4WD開発の指揮をとった。アウディ社社長、フォルクスワーゲン社社長などを経て、2002年4月引退。
  


大トリは、徳大寺さんが惚れ込み、その性能を絶賛!我らがフォルクスワーゲン
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↑つい最近遭遇したゴルフ1 カブリオレ

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↑横!
 
  • 「マリノ・イエローのゴルフ1」 を当時の新車価格157万円、頭金20万円40回払いと言う条件で奥様が購入。
  • 「楽しくて楽しくて仕方がない」くらいに夢中になり、日本中どこへでも行ったという。(ちなみに10ヶ月所有するが「著書」がヒットしそのお金で前々から欲しかったアルファロメオ アルフェッタ1.8に乗り換える)
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アルファロメオ アルフェッタ
出典 wikipedia

  • 1976年間違いだらけのクルマ選びを出版。「フォルクスワーゲン初代ゴルフ」を評価基準にして書いた日本車論。
  • ゴルフ1について「コンセプト、シャシー、デザイン、ボディースタイル等の面で、当時の日本車を圧倒的している」と評価。
  • 初代ゴルフは、1.5リッター、70馬力級のエンジンながら、車重800㎏と軽く、マニュアル4速、スポーツカーのような走りであった。
  • スペース、エンジン、シャシー、全てが素晴らしいが、最も大きな特徴は、このサイズにして1クラス上の価値観を備えていること」である(ゴルフ5  2.0GTの 車評)
 
以上、3ブランドを私なりに抜粋させて頂きました。
 
とにかく徳大寺さんでびっくりするのは、
  • アルバイト、会社経営、著書出版などを通じて、ものすごい種類と数の車に乗られている事。
  • 自動車のみならず、歴史、芸術、音楽など、知識の幅が広い。
ここには書ききれませんが、他にも世界のメーカーの記事が満載。輸入車にほとんど関心のなかった私、その内容にすっかり引き込まれてしまいました。

やっぱり輸入車、奥が深くて面白いです!
 
 惜しくもそんな偉大な方が亡くなってしまったわけですが、徳大寺さんの功績を知ることができる素晴らしい記事がございました。ぜひご覧下さい。
 

いかがだったでしょうか?

 
「ブランド」とは
 
メルセデスベンツなら、Aクラスから始まり、B、C、E、Sなど。
私たちはそれがどんな車種・ボディ・性能なのか?一瞬でその実体をイメージすることができます。
創設者、デザイナー、エンジニアが一体となり、長い歴史で確立されたイメージ。それこそがブランド樹立に欠かせない大切な要素ですね。
 
名車と呼ばれる自動車に共通しているのは、開発者たちがその時代ごとに、これまでにはない性能デザインとして商品化し、当たり前のように他のメーカーにないオンリーワンを提示してきた、という事だと思います。
 
徳大寺さんが惚れ込んだ世界の名車。
その中で自分が所有する事になったフォルクスワーゲン ゴルフが絶賛されていたのを拝見し、さらにテンションが上がりましたね!

「さとるよ!世界には他にもいい車が沢山あるんだぜ‼︎」

本を読んで私はそんな事を徳大寺さんに教えて頂けたと感じます。
 
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以上、長文ではございましたが、徳大寺さんの著書をご紹介致しました。
  
大人のためのブランド・カー講座

大人のためのブランド・カー講座