始まりは独ゴルフ5!の「N-BOX乗り日記」

アラフォーオヤジ。初の外車五代目ゴルフ四代目レガシィツーリングワゴン。そしてホンダ N-BOXへ。その奮闘記をココに記します。

ワゴンR ユーザー車検に挑戦!

こんにちは。
 
毎日特別な時間を提供してくれているさとる号ゴルフ5に、ハンドルを握りながら「凄くいいよ、いいよw」、そう褒めちぎっている、さとるです。
 
 
例えば、
「乗っている車の走行距離が少ない」とか、
「購入したばかりで特に必要なメンテナンスがない」方は、
ユーザー車検」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(ただし、オイル、タイヤ、バッテリーなどの交換は、車検場では特に指摘されません。
走る、止まるに重要な部分である「スピード」「ブレーキ」「光軸」等、法律で定められた項目のみを検査します。ユーザー車検にするか?整備工場に任せるかは自己判断でお願い致します!)
 
ちなみに、ユーザー車検でも外注の車検でも必要な法定費用(重量税、検査費用、自賠保険料)は変わりません。
変わるのは、
ディーラー等に依頼した場合の
「追加整備代」「検査代行料」などです。
ユーザー車検ですと、このあたりの費用で、1万円前後が浮かせるとおもいます。
 
 
私の場合、走行距離が少ない嫁の車である「スズキワゴンR」、購入したばかりで点検整備済みである「さとる号ゴルフ5」たちが立て続けに車検を迎えるのにあたり、出費の面からユーザー車検を受ける事に決めました。
 
私も、解説本・ブロガーの方の記事等を参考にさせて頂きましたが、
私なりに感じた事を中心に、
軽自動車のユーザー車検について書きたいと思います
(ちなみに、軽自動車と普通車等は、車検場が異なります)。
以下、茨城県軽自動車協会における流れです。
 
 
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↑今回の主役、スズキワゴンR
 
ユーザー車検を受ける為には、
大きく分けて以下、3つの事前準備が必要です。
  1. 必要書類3枚の入手(検査当日でも可能です)
  2. 車検の予約
  3. 車のメンテナンス
 

まず
1.について
車検検査場にて、以下の書類を入手します。※以前は30円かかりましたが、平成29年1月から無料配布となりました。
軽自動車検査協会5番窓口)
 
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↑継続審査申請書
走行距離を記入する欄がありますので、
事前に調べておきます。
 
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自動車重量税納付書
 
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↑軽自動車検査票
 裏面は、何も記入しなくてオッケーです。
2.について
予約は、断然インターネットが便利です。
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3.について
私は、まずタイヤの溝がかなりなくなっていたので、事前にタイヤを新品に交換しました。
オイル、バッテリーは、交換時期ではないため今回は何も対策しません。
 
またスズキでは、毎年この時期限定で「愛車無料点検」というのをやっており、このようなサービスを受けてから車検を受けるとより安心ですね。
 
私のような素人にもできる
車検の準備は以下の通りです。
  • エンジンのスムーズな始動を確認
  • ボディ水洗い
  • エンジンルーム内の乾拭き
  • 当日、嫁さんに手伝ってもらい、実際に検査でチェックされる以下の箇所をチェック。
  1. 「(前後とも)ヘッドライト下向き、上向き点灯」
  2. 「(前後とも)ウィンカー左、右、ハザード点灯」
  3. 「クラクション」
  4. 「(後)バックギアのランプ点灯」
  5. 「(後)ナンバープレート用照明」
  6. 「(後)ブレーキランプ」(ブレーキランプは何気に切れやすいので球切れに注意)
  7. 「ワイパー作動、ウィンドウウォッシャー液噴射」
  8. フロントガラスに貼ってある前回の「点検時期が表示された丸いシール」を綺麗に剥がしておく。
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↑これは綺麗に剥がしておきます。
 
 
車検当日の流れ
ここからは、時系列で当日の流れをまとめてみます。
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第2ラウンド(10時30〜12時)の車検を受ける為、9時40分ごろ検査場に到着します。
 
先日の下見で入手した上記の用紙3枚
事前に記入を済ませておきます。
それから、
これらの書類をまとめてはさむ「バインダー」は、受験される方たちみんなが普通に用意してます。なければ100均でも売ってますので必ず用意しましょう!
ほかに、ボールペン、鉛筆、三文判も持参します。
 
(※補足 「点検整備記録簿」の有無を5番号窓口で質問されます。私は用意しませんでした。
という訳でなくても大丈夫ですが、新しい車検証には「点検整備記録簿 なし」と記載されます。
お乗りのお車を売る時、この点検整備記録簿の有無が査定に影響するかもしれません。車検後でもO.K.ですので、気になる方は専門の業者に整備をお願いするとよいかと思います。)
 
 
最初はまず、
検査事務所の5番窓口で受付スタートです(時刻は10時00分)。
 
すると受付の女性の方から、
隣の建物にある3番窓口で「検査手数料」、6番窓口で「重量税」、「自賠責保険料」を支払うように指示されます。
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車種によって異なる場合もあるので、金額の欄は未記入で提出しました。(受付の方が記入してくれるようなので空欄でO.K.です)。
 
実際にかかった金額は以下の通りです。
検査手数料1,400円
重量税6,600円
合計34,370円
 
またこの金額に加え、
検査に引っかかった場合を想定し、調整等を受ける事ができる「予備検査場」の利用料3,000円(参考価格)を別に用意しておきます(今回一発合格でしたのでこの費用はカットできました)。
 
この後、すぐ隣の6番窓口で、
「納税確認」という作業を行います。これは、書類一式を差し出し、きちんと納税されたか確認するだけ。ものの1分で終了。
 
 
ちょっとしたアクシデント!
再度、検査事務所窓口5に並びます。そこで軽い「トラブル」が発生します。
なんと私が受け付けた予約番号がないと言うのです???
 
このカラクリはすぐに分かります。ただ単に私のすっとボケ。
まさかの「予約した日付間違って」いたのです!何を思ったのか、「2日前の予約」を入れてました…。
 
「やばい‼︎今日は車検受けられない?」
 
そんな時でも受付の女性の方が優しく対応してくれます。
事務所内にある車検の予約機で、
車検証の情報を自分で入力し、空きがあれば当日の予約受付が瞬時にできるのでした。
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運良く同じラウンドに空きがあったので、すぐ予約を取り直す事ができ事なきを得ます!
 
(あぶなかったー…。)
 
検査窓口でと予約確認(書類が揃っているか、手数料、納税、自賠責保険の契約がおわっているかの確認)が終わったら、車に乗り込み、即検査場に並びましょう!
 
また、初めての方は特に、自分が受ける検査の前など、検査実施時間に合わせて、事前の検査レーンの見学をお勧めします。
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検査場内の細い通路、約10m程度のスペースですが、実際の流れを確認する事ができます。(コース内は撮影禁止なので写真はありません)
 
 
 
 続きまして車に乗り込み、
いよいよ車の検査がスタート!時刻は、10時40分です。
…そして、前に並ぶ車の点検がおわり、検査員が私の車のほうに向かってきます。いよいよワゴンRの「外観検査」。
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「ドキドキ…」
 
基本的に1つ1つ丁寧に指示してくれます。
(検査員1)
「書類、お預かりしますー」
(お、おっ、そうだった、まずそこからだよねw)
 
そして、前述したライト、ウィンカー、ワイパー、ウォッシャー液噴射、クラクション、バックギヤランプ、車内の計器など「外観」を1つ1つ検査、同時に車体番号など「同一性の確認」もしていきます。
 
朝もチェックしてきたので、ライト、ワイパー、クラクション等、すべてO.K.です。
 
次に、車内のボンネットのレバーを開け、車を降り、ボンネットを上げます(これは自分でやらなければいけません)。
検査員によりエンジンルーム内がチェックされ、こちらもスムーズに終わりました。
 
 
いよいよ本番、校内の検査ラインへに突入!
ダッシュボードに出しているピンクの標識は、受付の際に「初心者」に渡される目印です。
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ユーザー車検初心者の私に、検査員1が質問します。
「校内の検査ラインは、案内をいたしますか?」
(そりゃ、ガイドしてくれるならもちろんお願いします!)
 
初心者の方や自信のない人は、恥ずかしがらず、必ず頼みましょう!
 
(検査員1)「この後の検査ラインで、ハザードを付けて下さい、それが目印で案内員が参ります」。
(なるほど!見学の時なんでハザード付いているとそうでない車があるかと思ったけど、そういう事だったのね)。
 
まもなく、(女性の)検査員2が私のハザードに気づき、車に近づいてきます。
 
もうここからは、車を止める位置など、次にやる事を1つ1つ説明してくれるので、かなり心強いです。事前の見学も手伝って、とてもスムーズに進みます。
 
サイドスリップ検査(車重、ホイールアライメント)
  • 窓ガラス開ける
  • 白線に沿ってまっすぐ進む
 
スピード検査(スピードメーター誤差、駆動車輪の揺れ)
  •    テスターにクルマが乗り切ったら一度ブレーキを踏んでタイヤを完全に止める(急ブレーキ踏む感覚で、強く踏み込んだほうがいいです)
  • アクセルを踏み、40キロになったらパッシング(スピードを上げていくとハンドルを取られそうになるので、必ず手を添えます)
  • ブレーキ軽く踏んでタイヤの回転止める
光軸検査(照射光度、方向)
  • ライトの下向きをつける
 
ブレーキ検査(前輪、後輪、駐車ブレーキ能力)
 
排気ガス検査(一酸化炭素炭化水素排出濃度)
  • マフラーにグローブ入れる
  • グローブ外す
 
検査結果を記録 
検査票を記録機に差し込みます
 
 
 下回り検査
検査員の指示が聞こえるように運転席の窓は全開のままにしておきます。
 
  • バインダー渡す
  • エンジンきる
  • スモールライトつける
  • リフトが上昇する
  • ハンドル右にきる
  • 遊びの確認(ハンドルを小刻みに左右にきる)
  • ハンドル左にきる
  • 遊びの確認(ハンドルを小刻みに左右にきる)
  • ハンドル真ん中に戻す
  • 検査員が下回りチェック
  • スモールライト消す
  • リフト下降する
  • バインダー受け取る
  • クルマ移動する
検査終了
クルマを近くの空きスペースに停めて、書類を挟んだバインダーを検査場の出口にある窓口に提出します。
 
 
時間はあっという間にすぎ、11時15分を指していました!
 
 
この後
「新しい車検証」と、「ガラス面に貼るシール」をゲットし、無事終了です。
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 ↑ガラスの内側に貼り付けて終了!
 
 
まとめ
10年前に1度だけ受けた事があるユーザー車検だったので何となく勝手が分かっており、「トラブル」があったもののw落ち着いて受験できたと思います。
 
私なんかよりもっと詳細に、ユーザー車検を「実況中継」されている方もいらっしゃいます。それでも私の記事で何となくできそうかなー、そう感じた方はぜひこれを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
 
私ごとですが来年1月には、さとる号ゴルフ5の車検も待ち構えております。
 
外車は車検も高い!というイメージがあります。
しかし、追加整備・メンテナンスがなければユーザー車検を使って維持費を安くあげられるはずです!
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Breeze No.19号より「ゴルフ5」
 
 
お金持ってない私のような人間でも少ない維持費で外車を所有できる!
今回の車検で、それを証明する為のいい事前準備ができたのかなーと思っております。
 
以上、軽自動車のユーザー車検についての記事でした。
 
追記 2017年12月11日 加筆修正致しました。